神戸市と三井物産クレジットコンサルティング㈱との海外企業の信用調査に関する協定の締結について

神戸市と三井物産クレジットコンサルティング㈱との海外企業の信用調査に関する協定の締結について
～自治体では初めて、大手商社と提携して地元企業の海外取引を信用調査面から支援～

　神戸市では、地元企業のグローバル化に対応した海外販路開拓や進出支援を通じて、
海外の成長を取り込み、地域経済の活性化をはかるため様々な支援策を講じています。
　地元中小企業が海外取引を行うにあたり、海外企業の債務不履行等に対するリスク管理が重要ですが、
実際には十分に出来ていないケースが見受けられます。
　このたび、三井物産クレジットコンサルティング株式会社と自治体では初の協定を結び、
大手総合商社のノウハウを活かして海外取引でのリスク軽減をサポートします。　　
また、本協定には、（公財）ひょうご産業活性化センターも加わり、神戸市内のみならず兵庫県内企業も対象とします。
　今後も、民間企業等と連携して、地元中小企業の海外ビジネスを支援して参ります。
　
１．協定締結者
　（１）神戸市
　（２）（公財）ひょうご産業活性化センター
　（３）三井物産クレジットコンサルティング株式会社（三井物産㈱100％出資）

２．協定締結日
　　平成31年２月１日（金曜）

３．協定内容

《海外企業の信用調査に対する優遇措置》
・地元企業に対して海外企業の信用調査レポートの提供（料金に優遇措置適用）

《セミナー・勉強会の開催等各種サービスを提供》
・海外企業の信用調査を含めたリスク管理に関するセミナー・勉強会の開催
・信用調査にあたり、事前のアドバイス

地元中小企業の海外展開（販路開拓等）を支援　→　地元経済の活性化につなげる

【対象企業】
神戸市内及び兵庫県内に本社又は主たる拠点を有する企業

【優遇措置内容】
(1) 地元企業向けのセミナーや勉強会に講師を派遣し、海外取引に関するリスクを分かりやすく紐解き、組立て、解決するサービスを提供する。
(2) 海外取引のリスク管理ツール(CONOCER（コノサー）)の利用に関して、地元企業向けに、初年度基本料金を割引く優遇措置を適用する。
　　例)基本料金：年額10,000円→1,000円

「CONOCER（コノサー）」とは…
海外取引のリスク管理を行うためのサービス。海外企業の信用調査を複数の調査会社から使い分け最適な調査レポートを提供、
かつ三井物産の独自ロジックに基づく格付付きサービスもある。
自社で海外与信管理を実施できるように商社(三井物産)の与信管理ノウハウが使用可能。

【三井物産クレジットコンサルティング㈱について】
所在地：本社／東京都中央区日本橋人形町１－14－８
関西支社／大阪府大阪市北区中之島２－３－33
代表者：代表取締役社長　松居敏哉
資本金：１億円（三井物産㈱100％出資）
設　立：2000年12月
その他：三井物産グループの与信債権管理支援を行うとともに、同グループ以外にもサービスを提供。
問合せ先：
神戸市経済観光局　神戸市海外ビジネスセンター　今井、中村　078－231-0222
（公財）ひょうご産業活性化センター　足立 078-271-8402
　三井物産クレジットコンサルティング㈱　三嶋　03-5962-3032